気流制限とは?

小児喘息なると実際に肺の中に何が起こっているかが理解できれば、子供に与えられた薬に関して疑問や相談をすることが可能です。

今回は小児喘息になった時の、子供の肺に何が起こっているかを症状を解説していきます。

3つの症例の内、気道炎症と気道過敏性に関して説明をしてきたので、今回は気流制限に関して症状を紹介してきます。

気流制限というのは気管支が常に炎症を起こしている状況で、重症持続型の症状に起きている状態の時に発生いたします。

この時、気管支に何が起きているかというと、花粉症で起きている炎症が気管支で起きており、その結果呼吸ができない状況になっていると考えると分かりやすいです。

ここで一般的な花粉症の症状を考えてみると、鼻水、痒みといった症状が出ると思います。

気管支喘息の場合は、気管支にかゆみと同じ成分のヒスタミンが多量に分泌されて、期間を刺激します。

その結果、気管支が腫れてしまうのです。腫れてしまった気管支の状態を抑える物質が出てこないため、炎症が始まると気管支をどんどん塞いでしまうのです。

次に、鼻水が出る場合ですが、この症状が気管支に出ると痰が多く出るようになります。

花粉症の時の鼻水は、さらさらしていると思いますが、これは鼻の粘膜に多くの水分が含まれているためです。

しかし、小児喘息の場合は気管支の炎症ですので、気管支の細胞は鼻の壁の細胞に比べて水分が少ないのが特徴です。

その結果、ねちっこい痰が多く出るようになります。この結果、痰によって気道が塞がれると言った現象が起こるのです。

また、常に気管支の筋肉が緊張している状態なので、気管支を支えている筋肉が厚くなります。

必要以上にある筋肉は正常な呼吸の機能を阻害するので、小児喘息が治ったとしても呼吸がしにくくなるのです。

肺機能もそれと同時に低下することが知られているので、気流制限に至る前に治療を行うことが重要になるのです。症状の理解につながれば幸いです。

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